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ストゥントラェン州(ストゥントレン州) Stung Treng Province‎

カンボジアを訪れる旅行者向けに国内各州の人気観光名所・ホテル・お土産・料理などの情報を紹介するコーナー

基本情報

プノンペンから 481km、カン ボジアの北東部 に位置する
面積       11,092 k㎡
人口       103,459 人

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昔からこの地方は川(ストゥン)が多く、トラェンと呼ばれる木が生い茂る地域であるため、ストゥントラェンという地名になったといわれる。土地の多くは深い森に覆われ、人々は木材など森林資源を生活の糧としている。また、4つの川ではたくさんの魚が獲れる。ラオスとの国境に近く、住民の8割はラオス語を話す。ラオス系カンボジア人を含む6 つの民族が暮らしている。

ダウンタウン Downtown

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川を渡すボートも健在

 

4つの川ではたくさんの魚が獲れる。パセEという魚は、 10 月~2月にここでだけ獲れる高価な魚で、州のシンボル。2kg 前後もあり$30~40。町の中心部にある市場では、ハーブ類や香辛料、新鮮な果物や野菜、特産の木製品などがずらりと並ぶ。今年4月には、町の中心部に長さ1,057 mの橋も完成。中国の援助で建設したため、カンボジア・中国友好橋と呼ばれる。

オルセーカンダール Ou Russey Kandal

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ホームステイはここで

 

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水浴を楽しむを観光客

 

市街から南に28km。2007 年4 月よりNGO モロップバイトーン(Molop Baithong)と観光局がエコツーリズムのプロジェクトを実施している。入場券:(カンボジア人500R / 1 人、外国人大人$1 /1 人、外国人12 歳 以下2000R /1 人)、駐車料金(オートバイ1000R、乗用車3000R、大型車 5000R)。入口から約1km で行楽施設に到着。水遊び、森林浴のほか、50 種類以上の樹木や自然に触れて楽しむことができる。施設内の森林はきちんと管理され、散策をしていると、ときには野生動物に出会える。田舎の生活を 体験してみてはいかが。ホームステイも楽しめる。ホームステイ料金:1 泊 10,000R /人。森の散策にはガイドを。ガイドの手配:012-1715646。

メコンブルー・ストゥントラェン女性開発センター
Mekong Blue- Stung Treng’s Women’s Development Center

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機織機での作業

 

町中心部から4km、「メコンブルー」は米国や英国の支援で2002 年に開設された団体。ここでは精巧なシルクの織物を作っていて、さまざまなシルク製品を買うことができる。たとえばスカーフなら18 ドルから。女性たち は、ここで織物の技術を身につけ、働く機会を得る。センターは月曜から土曜まで午前7時30 分から11時、午後1時30 分から5時まで開いている。 ここで働いて3 年というレム・ビンさん(23)は「半年の訓練で、技術を 身につけた。最初は難しかったけれど今は楽しいです。スカーフなら一日で一枚作れます。家族を支えることができてうれしい」と話す。

オースヴァイ村 O’Svay Commune

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川も空も青く気持ちがいい

 

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川にすむイルカ

 

CEPAの情報によると、豊かな自然に囲まれたオースヴァイ村は、 エコツーリズムの拠点として注目される。ストゥントラェンの 中心部から約60km、ラオス国境にある村で、人口2,764 人。ほとんどがラオス語を話す。村では稲作の手伝い(6月~9月) /伝統的な踊り/水泳/伝統的な船での魚釣り/森や島でのキャンプ/森のトレッキング/淡水イルカの観察/村の伝統的な祭祀などが体験できる。
問い合わせ:ストゥントラェン観光局モム・ロタ局長(092-176- 073)またはピッチ・ダラさん(012-505-338)、村の責任者コン・ブティさん(011 256 092)、CEPA のエコツーリズム担当トーチ・ソパニーさん(011-724-250)

観光事務所 Tourism Department

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オースヴァイ村エコツーリズムやストゥントレン州観光のことなら何でも問い合わせてみよう。優しく親切丁寧に対応してく れる。開館: 8:00~11:00、14:00~16:30(無休)。電話: 015-521-864

 

(情報:2008年10月)