在住外国人率高め! 骨董品や雑貨もどうぞ
昔ロシア人が多く訪れていたために「ロシアンマーケット」と英語の通称がついたこの市場。ちなみにクメール語では「プサー・トゥール・トンポン」といい、「高い場所にある市場」という意味なんだそう。
お土産や雑貨類の品ぞろえが充実しており、ガイドブックにも必ず載っているため、この市場に来る観光客は多くいます。プノンペンでお土産が充実している市場は、こことセントラルマーケットくらい。
市場内には約1,400店舗の店があり、土産物店は年々増えてきているんだとか。本業の傍らでお土産を売っている店もあります。外国人を接客する必要があるので、英語が話せる店員が多く、中国人マーケットを狙った店では中国語を話せる店員がいることも。
店の南側にはお土産、北側には食料品や工具がずらりと並んでいて、西側には衣料品が多くつま先から頭まで網羅できる商品が手に入ります。
衣料品店では工場から流れたブランドものが安価で売られていることも。お土産に混じって骨董品も売られています。雑貨はメードインカンボジアのものが観光客に人気。
ロシアンマーケットで働く人々
ネイル店/ソクンさん(29)
「カンボジア人だけではなく、ヨーロッパのお客さんもよく来るのよ。5ドルでできる手のジェルネイルは長持ちするって評判なの」
楽器店/ナレンさん(28)
「商品は楽器がメインだけど、お土産物も売ってるの。石の置物が観光客には一番人気かな。仏陀の形のものは1つ35ドル。トローという伝統楽器も人気でココナッツでできたものが1つ120ドルよ」
お土産店/スレイモムさん(30)
「店のメインは牛の皮を彫って作る透かし彫り人形のスバエクよ。外国人観光客には小さめのものが人気。アプサラモチーフのものは1つ15ドルよ」
ロシアンマーケット基本情報
開業:1980年
営業時間:7:00-17:00 / Every day(※市場の扉が開く時間。それぞれの店舗によって営業時間は異なる)・外国人観光客が多い
・お土産や骨董品が充実している
・日用品から食材、工具まで商品の種類が豊富
市場内MAP
市場周辺地図
(2017年4月発行 NyoNyum88号より)
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